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2010年3月31日(水)
「源氏物語」の現代語訳がはたと止まったまま、あっという間に日数が経ってしまった。というのも、現在の諸事情を考えてN・A・C広島のホームページに俳優・タレントの動画をアップすることに決めたので、その動画制作に追われていたからである。
60にしてまさか動画を制作するとは思わなかった。「源氏物語」ではないが、
「年を取れば取るほど苦労する」
とはまさにこのことだ。
さて、わたしの場合、動画をホームページにアップするには以下のような手続きが必要になった。
@ビデオカメラでの撮影
A撮影したものをパソコンに取り込む。
B取り込んだものをWMVに変換。
Cエンコーダーを開き、WMVに変換したものをさらにフラッシュとして利用できるようにするためにflaにさらに変換。ビデオサイズを決めてキュー。
Dフラッシュを開き新規作成。ステージの色とサイズを決める。
Eエンコードしたものをフラッシュに読み込む。
F読み込んだものをウェブで使えるようにパブリッシュする。
Gパブリッシュしてできたswfをローカルホームページに挿入。
H挿入したものを体裁をつくってhtmlとして保存。
IflvとSkin・・・とhtmlの三つをサーバーにアップ。
Jサーバーにアップしたものをブラウザで確認して終了。
このように俳優一人の動画をウェブにアップするためにはこれだけの手続きが必要であり、時間もかなりかかる、なかなか面倒な仕事であるが、このデジタルな仕事は非常に面白い。
デジタルとアナログの両用がわたしのポリシー。
だから、
「『源氏物語の現代語訳』というアナログな仕事をさせてもらえる上に、『俳優・タレントのフラッシュビデオ制作』というデジタルな仕事もさせてもらえる」
というのは、とても幸せなことである。
感謝! 感謝!
さて気になる出来栄えだが、フラッシュを使い始めてまだ五日目でフラッシュのことをよく知らないから、正直言って今一。
でもこれだけは断言できる!
俳優たちの演技の上達とともに、動画画像の質も向上すると。
葦編三絶するくらい、フラッシュを使いこなすから、俳優諸君たちも演技に磨きをかけてもらいたい。
2010年3月9日(火)
還暦を迎えて早9日が経った。以前の日記で認めたが、還暦効果は確かにある。このところ東京からの仕事依頼が多くなった。
還暦の誕生日には嬉しいことに、N・A・C広島の専科クラスに所属する20歳以上の有志たちが次のような贈物をしてくれた。
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剣菱だ。酒好きのわたしには絶好の贈物であり、長寿の「松」とはなかなか洒落ている。ほんとうにありがとう。
不老長寿はだれもが願うことで、わたし自身としては還暦とは名ばかりで、精神はまだ20代のつもりで今が働き盛りと思っているが、肉体の衰えは隠せない。目は飛蚊症で、耳は左耳が聞こえないし、髪は白くなり禿げてきている。
ところがだ、そんなわたしに髪が生えてきたのだ。
まさか60歳になって髪が生えてくるとは思わなかった。
髪が生えてきた要因の一つには、シャンプーを変えたことがあげられる。
今までスーパーのどこでも売っているシャンプーとリンスを使っていたが、ふとしたきっかけで去年の12月1日からこの写真のP&G製の「パンテーン」に変えたのだ。
今まで床屋に行くと、ハゲが目立つものだから、床屋の人がいらぬ気をきかして横の髪を長くして頭上のハゲを隠してくれる。日常生活においては、
〈自然がいちばん〉
と思っているわたしだから、そんなことは余計なお世話で、
「ハゲが目立ってもいいから、普通に刈ってよ」
と、いつも言っていたが、これからはもうそんなことを言わなくてもいいほど髪が生えてきているのである。
誤解しないでほしいが、わたしの髪が生えてきたからといって、万人に通用するとは限らない。人間は複雑な動物で、片耳が聞こえなくなったら、ほかの感覚が鋭くなるものだから、わたしの髪が生えた要因には、シャンプーとコンディショナーのおかげもあるだろうが、あるストレスが解消したせいかもしれないし、家ではほとんどパソコンをしなくなったせいかもしれないし、焼酎から日本酒に変えたせいかもしれない。とにかくこのパンテーンに毛生えの効果があるかどうかは、百人の人にヨーイドンで使ってもらって百人が百人とも髪が生えてきたのなら、科学的に証明されたことになるのである。
変な風聞が広まると結局はP&G社さんが迷惑をこうむることになるので、この日記を読んだ人だけの心の中にとめておいてもらいたい。
そうは言っても、髪が生えてくると若返った気分になるから不思議だ。後20年は現役でいたいな。 |
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