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三澤憲治の演出日記
◇俳優歴13年、演出歴30年の広島で活動する演出家、三澤憲治の演出日記 三澤憲治プロフィール
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2008年1月28日(月)

 先週の土曜日に東京のブロダクションの方が来広されて、面接試験をされた。あらかじめ書類審査に合格した広島支社の小学生6人が受けたのだが、なかなか好評だった。東京の子も面接されたそうだが、「広島の子はいい!」という指摘を受けた。これも日頃のレッスンの成果だろう。
 東京のプロダクションとのやりとりは、すべてメールでしたように、これからは東京の制作者も瞬時にローカルの状況を把握できるので、今ローカルで活躍の場を疎外されている中学生・高校生も活躍の場が広がる。ITの普及でいい時代になったものだ。
 わたしの今年の目標は、広島支社の所属者に幅広く活躍の場を与え、広島を活性化させることである。
 アーティストの創造、ドラマの創造、そして進歩の創造。
 広島から創造発信!
 2008年からの広島支社のコンセプトも決まったので、後は前進するのみだ。
 
 願真招幸。真を願えば、幸せを招く。

 もう一度、広島に花を咲かせたい! 30代の時の生気が蘇った!

2008年1月24日(日)

 昨年末からN・A・C広島のサイト移転に伴い、広島のホームページのリニューアルに追われ、あっという間に月日が経ってしまった。パソコンを操作していると、いつのまにか深夜の2時くらいまでかかってしまったので、このごろ目は充血しているし、寝不足である。きょうやっと、その仕事は終えたが、俳優・タレント用のアルバム制作が残っている。平常運転にもどるのはいつのことやら・・・・・・
 さて、この間、「三澤君」というメールが来た。
 誰だろうと思って開けてみると、桐朋学園演劇科時代の恩師である石沢秀二先生からであった。
 先生曰く、「今は亡き劇作家の田中千禾夫先生の文献を探していたら、ウェブで君の日記にヒットし、『源氏物語』の劇化に挑戦していることを知ったのでメールしたが、狂言師の観世寿夫氏の奥さんで関さんという人が、『源氏物語
』を当時の言葉で朗読しているCDがあるのを知っているか」ということだった。
 そんなCDがあるとは思いもしなかったので、その旨を返信すると、一部分を送ってやるとのこと。なんというありがたいことか!
 私の劇化『源氏物語』の出だしは、紫式部と名乗る現在の女子学生と千年の時を過ごした紫式部本人が、女子学生は現在の言葉で、紫式部は当時の言葉で『源氏物語』の冒頭を朗読するところから劇をはじめると決めていたので、まさしく願ったりかなったりである。早くCDを聴いてみたいものだ。
 思えば、先生にとって当時の私はあまりいい生徒ではなかったが、先生の以下の言葉だけが妙に印象に残っている。
 それは、桐朋学園演劇コースの卒業式の時のことだ。当時の私はデカダンスそのものだったので、案の定、卒業式に遅刻してしまった。どうにか修了証書をもらうにはもらったが、その時、先生はこうおっしゃった。
 「三澤、卒業式に遅刻か。まあ明日からは専攻科で勉強するわけだから、卒業式もないよな」
 と。
 先生の言うとおり、演劇に卒業はない!
 そういえば、先生のメールが来たのは、深夜の3時。先生も今ではかなり老齢のはずだが、こうしたメールが来るのをみると、身を粉にして日夜演劇に情熱をかたむけていらっしゃるのがわかる。
 上には上がいる。修練! 修練! 私も見習わなければ!
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