劇音楽 -高橋一之ステージ・ミュージック- Ｊリーグサンフレッチェの応援歌「ときめいてハットトリック」の作曲家、高橋一之氏の三澤憲治演出におけるステージ・ミュージックの集大成です。高橋氏とは、1994年の『ガラスの家族』からコンビを組んでいます。 すべての音楽が演出にマッチした素晴らしい曲ばかりで、いつもお客様の絶賛を浴びています。 　愛という視点からブレヒトの〈深さ〉を描くには音楽が不可欠。 　シェン･テの愛に演出も心血を注ぎ、演出自らが実演して作ってもらったので、本当に思い出深い作品になった。 　母親と生き別れたグレイト・ギリーが、 周囲の人々の愛に支えられ、本当の偉大さを知る物語。 感謝の心で家族をつくっていく 作詞：三澤憲治　作曲：高橋一之 少年たち　（歌う）　やっと手に入れた家族　もろくて壊れやすい　ガラスのよう　ガラスのよう　それで幸せになれる？　お転婆ギリーつっぱりギリー　ザ・ク゜レイト・ギリー ギリー　（歌う）　わたしには愛する人がいるトロッターさん　ランドルフさん　ウィリアム　ハリス先生　わたしはみんなから学んだのほんとうの偉大さを　それは強いことじゃない　心が深いこと 少年たち　（歌う）　そうだ　それでこそほんとうのきみ　それは強いことなんかじゃない ギリー　（歌う）　わたしには愛する人がいるみんなに支えられ　感謝の心で家族をつくっていく 少年たち　（歌う）　そうだ　それでこそほんとうのきみ　きっと幸せになれるはずさ　そうだ　それでこそほんとうのきみ　栄光の雲に乗り　生きてゆけ！ ギリー　（歌う）　わたしには愛する人がいる　たくさんの愛に支えられ　感謝の心で家族をつくっていく 少年たち　（歌う）　そうだ　それでこそほんとうのきみ　きっと幸せになれるはずさ　そうだ　それでこそほんとうのきみ　栄光の雲に乗り　生きてゆけ！　そうだ　それでこそ　 ザ・グレイト・ギリー 　双子、男装、取り違え、三角関係、デカダンス・・・ シェイクスピア最高峰のロマンチック・コメディ！ 恋の歌、駄洒落歌、人生の歌と音楽も盛りだくさん！ 　物語の呼びかけにこたえ、本の中に入り込んだ少年のこころの成長の物語。 　時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語。