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下痢止め・食あたり防止(梅干し・梅肉エキス)健康増進(梅酒) |
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紅梅は、白梅の亜品種で、一重、八重、枝垂れなどの栽培品種がある。
平安宮内裏の紫宸殿(南殿)の前庭に植えられている桜と橘を、「左近の桜、右近の橘」というが、実はこの左近の桜は、もともとは紅梅だった。
794年(延暦13年)の平安遷都のときに紅梅が植えられたが、960年(天徳4年)の内裏焼亡のときに、紅梅も焼失してしまい、内裏新造のときに、重明親王の家の桜を梅に替えて植えたのである。
紅梅といえば、菅原道真の歌、
「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春になって東風が吹いたら その風に託して大宰府へ香りを送ってくれ 梅の花 主人のわたしがいなくても 咲く春を忘れるな)」
を思い起こす。
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中の君は、
〈することもない寂しさを紛らわすにも、この世の辛さを慰めるにも、 お姉さまはこの紅梅に心を寄せて楽しんでいらっしゃったのに〉
などと悲しくてたまらないので、
見る人も あらしにまよふ 山里に むかしおぼゆる 花の香ぞする
(わたしが京に行けばもう見る人もいないだろうに 嵐に吹き乱されるこの山里に 亡き人を思い出させる梅の香が匂っています) |
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[紅梅] |
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三澤憲治訳『真訳 源氏物語』から抜粋 |
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吾妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心むせつつ 涙し流る
(わたしの妻が 植えた梅の木を 見るたびに 胸はせつなく 涙が流れる)
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大伴旅人(巻三―四五三) |
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梅の花 今盛りなり 思ふどち かざしにしてな 今盛りなり
(梅の花は今が盛り 親しい人たちよ 髪に挿そうよ 今が盛りだ) |
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葛井大夫(巻五―八二〇)) |
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